異変に気がついた私が何度も病院へ行くようにすすめたのですが、息子の意見等全く受け入れようとはしませんでした。

ある日無理矢理病院へ運ぼうとしたのですが、叫び暴れまくるので結局は断念してしまいました。

今から思えば縛り付けてでも病院へ連れて行けばよかったと後悔しています…。

『親孝行をしたい時に親はなし』

と言いますが、今の私に出来る事と言えば、仏壇に向かい手を合わせて祈る事ぐらいでしょう。


今年の3月15日・PM11時頃、入院先の病院で母が亡くなりました。

介護保健施設やその他の病院を含めると、約8年間の闘病生活でした。

特に三回の発作を起こしてからは病状が悪化し、意思の疎通も出来ない状態に陥り、母もさぞ苦しかったことと思います。

その苦しみからやっと解放され、最後は安らかな表情をしていたのがせめてもの救いでしょうか。

今後は母の分まで頑張って生きて行かなくてはと思っています…。


『母さん、天国から見守っていて下さいね。』


貴女の息子に生まれてきたことを誇りに思うし、心から感謝しています。

どんな言葉を並べても言い尽くすことは出来ませんが、ただ一言だけ言わせて下さい。


『母さん、本当にありがとう!!』