クリスティアナ

「愛している、じゃじゃ馬姫」



「キースっ!」



天と地がひっくり返ったくらいに驚いた。



「お前は?」



「お、俺も愛している」



「良く言ったな」



キースはクリスの唇にキスを落とした。



「サラ様、クリスの化粧を直すように侍女に言ってください」



涙とキスで化粧は落ちてしまった。



「ええ それが良いわね」



沙羅はにっこり笑みを浮かべた。