クリスは自分の姿を見て悲鳴を上げると布団を引き寄せた。



「どういう事なんだよ!」



クリスの顔は真っ赤だ。



「お前が寒がっていたからな」



「だ、だとしても裸にならなくてもいいだろっ!」



「知らないのか?寒い時には人の肌が一番ってね」



「そんなの初めて聞いたっ!」



キースは俺の怒りを物ともせず笑っている。



「そうなのか?」



「お前みたいに経験がないからなっ!」



「経験したいみたいに見えるぞ?」



キースがゆっくりと上半身を起こした。