「ごめん昨日久々に部活でたら動き鈍くて…顧問に急に朝練だ!って言われたんだ。」



ムッとするさやかに僕は続けた。



「だから僕は暫く送り迎え出来ないから…髪も自分で出来るようにならないと…ねっ?…それに僕じゃなくても送ってくれる奴くらいいるだろ?」



最後までいい終わらないうちに僕はすっと席を立った。



「なに?それってどういう…」



ガラガラー



「はいっみんなおはよー!あらっ八城君どこ行くの?」



「ちょっと調子悪いんで保健室に行きます。」