忘れられない君を



心の中で大切に想いながら



新しい道へと進んでいくはずだった。



暗い夜から抜け出して



たったひとりでも



生きていけると信じてた。



――そう、この日までは。






あたしにはもう、失うモノなど何もないと思っていたのに。






明日なんていらない。



すべてを捨て去って、あたしは星になる。