新しい暮らしが始まってもシイエは店の仕事は続ける事にした

初五郎が戦場に行くことになっても家族となったはるや政雄に初義を自分が守らねばと感じていたからだ

そのために少しでも貯えが欲しかったのだ

二人の子供もすぐにシイエをお母さんと呼び…

新たな家族の元しばしの幸福な時間はすぎていった