「自分にはないものがある、羨ましく思うよ。お姉ちゃんはいつも真紀ちゃんのために一生懸命だよ。きっと痛いぐらいにわかってるだろうけど…」

「…そんなの…ずっと昔から…知ってる。私の憧れは、お姉ちゃん…私の唯一の大切な家族」

「そうだよ!そうなんだよ!二人の絆は簡単には切れない尊いものなんだ。俺のせいで壊れたりなんかしてはいけないんだ」

「…でも」

「嘘を付いていたのは事実だ…でも、少しづつ許してほしい」