「あ。そういえば、あたしエイトにプレゼントないや」 「いいよ。そんなの」 「まーね。エイトからも貰ってない」 あたしはにししっとあえて嫌味っぽく笑った。 するとエイトは思いついた!とばかりに声を荒げた。 「やっぱり苺から欲しいものある!!」 「え。何」 そんなワクワクした目で見られても。 エイトはゆっくり息を吐き、あたしの前に正座した。 「苺さんを僕にください! 僕のお嫁さんに」 ……そして土下座した。 は?