「そういえば、苺の家のモモ元気?」 モモ……、そういえばエイトと拾ったんだっけ。 あたしはあの日偶然エイトと一緒に帰ることになった。ちょうど今日みたく。 「よく覚えてるね、エイト」 「あの日、家庭科の裁縫の課題二人で残されてたんだよね」 そう。 そうか。 それで一緒に帰ることになったんだっけ。 「苺、不器用だったからさー」 エイトがおかしそうに笑う。 「エイトもじゃん! エイト結局出来上らなかったくせに!」 「えー。僕は苺も完成しなかったと記憶してるけど?」 言い返された。