『あの……。それで佐藤さんはあたしのことどう思ってるんですか?』 山本さんはエイトの膝の上に手を乗せ、問う。 上目遣いで。 それってキャバクラ嬢が使う手ですよ、山本さん。 なんだか切ない。 山本さん商売じゃないのに、そういうことしちゃうんだ。 あたしが言えた義理じゃないけど。 しかもエイトはこういうの引っかかりやすい。 やだな。 考えていると、エイトが動いた。 ぱさり 冷たく山本さんの手を払って。