「ああ。お仕事?」 「へ?」 「大変ねー。スパルタで。まあ、がんばって!」 福田さんはぽんとあたしの肩を叩き、勘違いしたまま行ってしまった。 「あ、はい。ありがとうざいます」 福田さんは、ヒーローさながら後ろ手に手を振りながら廊下を歩いていく。 お仕事か……。 これお仕事!? ちっがーう! 絶対に違う。 ああ。でもほんとにお仕事もたっぷりなんでした。 がんばります。 お仕事も、変態上司エイトのことも。 ああ……。 前途多難。