青い箱


人通りの少ない道で僕らは沈黙に包まれる。

「私…用事あるから…行ってもいい?」
真っ直ぐ僕を見て君が言うのに僕は何も言えずにいた。
少しの間 見つめ合っていたがやがて君の方から反らす。
そして君は僕の横を通り過ぎたんだ。

僕は…
これでいいのかな?