青い箱


仕事が終わり、家に帰ってソファーに座る。
手が勝手に動く。
いつもどおりの動き。
ケータイで君にメール。
『仕事終わった』
メールを作って思い出す。
僕たちは別れたんだ。
こんなメール、必要ない。
メールを消して目を瞑る。

いつも以上に君を想う。
別れる前からわかっていたけど
別れてからさらに感じる。


君は僕にとってとても大切であると…