だけど芹霞の心を僕に向ければ、4日目以降、真実のものとなる。
僕がそんな条件を提示したことを、芹霞がどう思ったのかは判らない。
だけど、芹霞は了承したんだ。
僕の恋人となる可能性を受け入れたんだ。
絶対。
絶対、芹霞からの愛を手に入れてやる。
本当に欲しいのは芹霞の心。
時間が経つにつれ、より強く思わずにはいられない。
僕は、芹霞をまた想い続けるだけの日々に戻りたくない。
僕は堂々と、芹霞を僕の恋人として連れ歩きたい。
「……い?」
芹霞の悦びも悲しみも心も体も未来も、全て僕のものだ。
ああ――
何で独占欲はこんなに大きくなるんだ。
以前以上にとめどなく。
胸が――締め付けられる。
「……玲?」
気づけば、芹霞の大きな目が不安げに揺れていて。
「大丈夫? 苦しそうな顔で胸のとこに手あてて……心臓、発作でも?」
「違う、心臓は大丈夫。……ごめんね、色々考え事していたから」
「本当? 具合悪くなったら言ってね? 無理しないでね? 玲、此処に来てからずっと頭も身体もフル活動しっぱなしで、心身共に酷使しているから、いつ発作起きてもおかしくない状況なんだし……」

