そしてあたし達は少女に連れられて、1軒の家に辿り着く。 長屋ばかりの場所からは随分と離れた場所にある。 家には少女しか住んでいないらしい。 そして、 「これです」 促された"お兄さんからのプレゼント"は―― 「玲くん!!!?」 ベッドで包帯だらけで眠っている、 玲くんに他ならなかった。