BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜

でもあたしは高級レストランとかに似合う服なんて持ってない。



だから、黒のニットのワンピースならまだ大丈夫かなと思ってそれにした。



18時の5分前に下へおりるとすでにベンツが止まっていた。



あたしがやってきたのに気づいたのかすぐに後部座席のドアを開けられた。






「ありがとうございます」






お礼をいいながら乗り込んだけど松田さんの姿はなかった。