BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜

あたしは車から降りると弘さんに『おやすみなさい』と言おうと思って車に顔を向けた。



すると、弘さんも車から降りてきた。



どうして降りて来たんだろうと思ってると、タクさんに向かって話かけた。





「朝の6時に迎え頼む」


「はい」





弘さんはあたしの腰に手を回してマンションの中へと連れて入った。