BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜

「ないだろ?好きなものを買ってくるといい」


「でも…」


「気を使うなって言っただろ」


「はい…」


「無駄遣いしろって言ってるわけじゃない。服とか化粧品とかいるものがあるだろ」





確かにあまり荷物を持たずに家を出てきたし、いろいろと必要なものがないこともない。



ただこうやって買っていいと金を与えられることに慣れていない。



弘さんはあたしに差し出してた金をテーブルの上に置いた。