高級寿司と久しぶりのビールを堪能して、あたしは松田さんとマンションへと帰った。



帰っても松田さんはソファーに座りながらお酒を飲んでいた。



寿司屋で相当飲んでいたのに…。



お酒、強いんだ。






「雪乃」


「はい」


「さっきからボケーッとして何か話したいことがあるんだろ?」