「…守風ちゃん。今日は駅前で歌おうよ!」 「…あんた……平気…なの?今の話聞いて…。藤矢のこと好きなんじゃないの?探しにとか行かないわけ?」 「うん。私、藤矢くんのこと信じてるから。守風ちゃんだってそうでしょう?」 信じてるから。 だから探しに行かないんだよね。 待つことに…したんだよね。 だったら私も待つよ。 ここで。 藤矢くんが好きって言ってくれた歌を歌いながら。 ずっと、ずっと待ってる…――。