「…守風ちゃん……お父さん…お亡くなりに…なったんだね……」



「………うん…」



「…っ!!ごめんね…!!私…二人が辛い時に全然何も…できなくて…!!」







それどころか気づいてすらやれなかった。




調べる方法なんていっぱいあったのに…!!





私はそれをするんでもなく、ただただ歌い続けてた…!!







最低だよ、私…!!





友達が苦しんでる時に…!!









「そんなこと…言わないでよ、撫子。あたしは…あんたの歌に救われたんだから…」





え…?



私の…歌に…?