それから3日。 あれからまた藤矢くんも守風ちゃんも現れず。 今日もまた一人で歌うのかな…とぼんやりそんなことを考えていたら。 「守風…ちゃん…!!」 約束の時間、その場所に守風ちゃんが立っていた。 「よ!久しぶり」 藤矢くんと全く同じ挨拶をして。 けれど体中なぜか傷だらけだった。 「しゅ、守風ちゃん!!どうしたのそのけが!?」 「あーこれ?心配しなくてもいいよ。自業自得の傷だから」 自業自得の傷って…。 守風ちゃん…!!