このときは、 離れるのは絶対だけど… さよならの挨拶ができないなんて思っていなかった。 りー君の両親と話をした次の日りー君の病室に誰もいなかった。 周りの人から聞いた話では、違う病院に行ったらしい…。 だから りー君が目覚めたのかさえわからない… ちゃんとりー君に誤りたかった…… 手術のあとが残ってしまったことや巻き込んでしまったことを… ―――――― ―――――――――――