「こぇ…」



「うん。」




俊は子供みたいに私にくっついてきた。





ぎゅっと握る手も強く。




「二人とも…なんか可愛い。」



「え?」




目の前に座る優加が私たち二人を見ていた。




「俊の…んな姿。
はじめて。」



「いいんだよ、今日は!!」





友達がいても怖さは隠せないよね。






ずっとくっついていた飛行機。





俊には悪いけど、ずっと乗っていたいと思った。





こんなにも甘えてくる俊はめったに見れないしね♪