「だから!! あいつはただの幼馴染だって言ってんだろーが。 どうして、お前は信じねーんだよ!」 ある日の朝。 教室で俊と話していると、あらあらしく扉を開けて入ってくる淳太くんがいた。 後ろには、怒りと悲しみに満ちた優加の姿。 「信じれる訳ないでしょ!? あたし…見たんだよ。 前に淳の部屋であの人と写真に仲良く映ってたもん。」 「幼馴染だし、写真ぐらい映んだろ。 いい加減にしろよ!! もうてめーと話したくない。」