「きっと前へ踏み出す勇気がないんだと思う。 一人で前へ進む事が怖いんだと思う。 千春ちゃん。 きみなら豊を変えられる。 もう未来のためにも、進まなくてはいけないって教えてあげてほしいんだ。」 千春ちゃんは笑顔でうなずいた。 豊くん。 私のせいで前に進めないでいたんだね? ごめんね・…、無責任な私を許してほしい。