『いらっしゃいませ~♥』



ぶりっ子の女子の声とキメた男子の声が掛け合う中。




…何?これ。



「海子ちゃん。
俺、ドンぺリおかわり。」



「…はいはい。
どうぞ!先輩♥」



「もうかわいすぎっっ!!
ってかメイド喫茶って最高じゃん♪
普段は俊みたいなおじゃま虫がいて、こんな風に抱きつけないけど、別にメイド喫茶はいいもんね。」



「おい!
誠也…、もう離してやれよ。
海子ちゃんが困ってるだろ。」