猛獣に射抜かれる様な愛



「結菜ちゃんがアイツに気がないなら、全力で貰おうかとも思ったがそうじゃないみたいだしな」


「……………」


「まぁ頑張れ。俺、応援してるから。じゃあ邪魔者は帰るとしますか」


「あ、あの。有難う」


「いいえ、どう致しまして。じゃあ、またな」




亮佑さんはカフェを後にした



亮佑さん…良い人ね。矢斗の事、よく理解してて正直羨ましい



私は自分の事しか考えてなかった…。姉さんを亡くして辛いのは私だけじゃない



矢斗だって同じなのに…。