猛獣に射抜かれる様な愛



女はそのまま口篭ると眉間に皺を寄せ手に持つグラスを見つめる



お前もその内の女の一人に入ってると言う事、気付いたか?




「私…矢斗さんの事…好きなんですー。気になる人も居ないなら、お試しで良いので付き合って欲しいなぁ…」




…何言ってんだコイツ



お試しでも良いとか……と言うか酔ってるのか。顔が赤い上目が据わってる




『それでは皆さん、お疲れ様でしたー!自由解散となりますので宜しく!』




背後から幹事を努めていた男の声がする。解散?もうそんな時間か。