―龍 サイド― 杏にそんな過去があったなんて知らなかった。 そんなの当然だけど、 杏を初めてみた時から何か心の奥に隠しているものがあるんじゃないかと思った。 あのコスモスの瞳の奥には… 「偉いな…」 なぜか俺はそんな言葉が口からでてきた。 「えっ…」 杏も驚いてる。 「帰ろっ…」 「う、うん…」 杏の過去を知った。 1人で抱えてたんだなって思うと、守ってやりたくなった。 杏の心が開くまで待ってやりたいと思った。 どうしたんだ俺… なんか調子狂う…