「ハッキリ言うと、ここは記憶のできる場所なんだ。・・・でも、ここに腫瘍ができたことによって記憶できないんだ。最悪の場合、記憶も失ってしまう。」 ・・・えっ・・・? 「ちょっと待ってよ。記憶できないなんて・・・じゃあ、この前みたいに手術は?」 千里が必死でうったえた。