千里は泣いていた。 それと同時に床にはさみがおいてあった。 「千里・・・。ゴメン、何があったの?」 私には覚えがなくて聞いたのに、千里は唖然とした顔で、 「まさか覚えてないの?・・・千香、これで手首切ろうとしてたんだよ?」