それは絶対にイヤだった。 だから私は病気のことを隠すことにした。 知っているのは親と千里だけ。友だちにも言わない。 なるべくギリギリまで先生にも言わない。 そんなことにせいいっぱいで、まわりのことが見えなくなったいった。