バッ―…!!! 大好きないちごミルクメロンパンの袋を開けた瞬間だった。 ―ボトッ―… 「オエッ…!!」 「みぃちゃん!?」 …吐き気がした。 幸い、皆の前で吐かなかった。 トイレが近くてよかった…。 何だろう…食あたり? 「みぃちゃん大丈夫?」 外から、翔太の声がする。 「大丈夫だよ、少し保健室で休むね。」 そういうと、翔太が帰って行く足音が聞こえた。 そして、トイレから出て保健室に入った。 のに、誰もいなかった。 とりあえず、ベッドを借りて眠りについた。