「あ...起きてる。」 小さな声で呟きながら入って来たのは、これまた小さい女の子だった。 12、3歳位だろうか... 背は、よく分からん。 取り敢えず俺の腰位だ。 身に纏った白い膝丈のミニドレスの様な服がよく似合う。 腰まで伸ばした長い黒髪に、黒い瞳。 華奢な体つきに真っ白な肌、「病弱」という言葉がしっくり当てはまりそうだ。