昨日、自分の気持ちに気付いた俺。



放課後、ノンを連れて帰ろうとしたら坂上が来やがった。


それでも俺は無理矢理ノンを連れて帰ろうとした。



だけど俺の態度にきっと怒っていたノンは坂上と帰ってしまった。



「おいっノン…。」


呼び止めたけど、ノンは坂上と俺の横をスタスタ通りすぎた。



坂上が一瞬俺を見てニヤッと笑った。


チッキショウ…。



その瞬間胸が痛くなった。
そして無性に腹がたった。



坂上に…


そして、なんも出来ねえ自分に…


坂上を選んだノンに…