教室へ戻ると、ノンの周りには男子が居た。


あーうっぜッ



俺は無言で席に着いた。

「希美ちゃんって好きな食べ物何?」


「チョコアイス嫌いなものはピーマンと椎茸。
くだらねぇからさっさと去れ!」


ノンの事は俺が知ってるんだよバーカ!


「波多野って…希美ちゃんの何?」



そう言いながら去っていった。


「ククッ今日は一段とご機嫌斜めだねぇ。やっぱり妬いてるの?」



「そんなんぢゃねぇっていってんだろうが!」


「ライ覚えてたんだね。
私の好きなものと嫌いな食べ物。」



「……あーぁ。」


ニコニコ笑って俺を見るから恥ずかしくなって顔を伏せた。



「モテる女は罪だねぇ~」

「京華意味わかんないよ笑っ」



全くからかいやがって…