授業が始まって、
俺は珍しく授業を受けた。

隣の奴は…


「寝てやがる…。」


つか、ヨダレ垂らしてるし。
どんだけ爆睡してんだよ。

マドンナが台無しだな笑っ


「ぢゃあ、次中野!…
おい!中野ー!」


先公が呼んでんのに、
寝ぼけながら顔をあげた。


「ふぁ~い。」


「中野寝惚けてんなよ!」


「へ?あっ…。」

ようやく自分の状況を理解したのか顔を真っ赤にして慌てていた。


「プッバーカッッ」


俺が呟くとノンは怖い顔で睨んできた。



そんなノンにクラスの男子は、可愛い~と騒いでいた。


何処が可愛いんだかッ
今の顔鬼みたいだったけど…。