抱えきれないくらいの花束を


神埼くんは優しく笑った


「何でも言って。いつでも話聞くから」


「ありがとう」


神埼君の優しさが嬉しい


「父さんや首相に頼まれたっていうのが最初だった」


唐突に告げられた言葉にかすみは固まった



「でも、すぐに気持ちが変わった。そんなの関係ない」


テーブルの向こうにいたはずの神埼くんがすぐそばに……





「好きだ。かすみ」