「はよ。あーや。」 「あ、おはよー誄くん。」 誄くんはあたしを「あーや」と呼ぶ。 ガラ―― 「あ!!!おはよう!柳きゅうううん!!」 あたしは柳くんにぎゅっと抱きついた。 「離れろ」 柳くん、いつもより…何ていうか………いつもよりもっともっと、冷たい。 あたし、悪いことしたかなぁ…。 「……ごめん。」