年頃…と言うこともあるだろうけど。
我が家は家系が特殊すぎるから…
ラルフは公務で王宮を空けることが多くあるし、双子たちと会えない日だってある。
だからレナとレオは父親に甘えることがなかなかできないのだ。
その分私が愛情を注いで甘やかせてあげていたけれど、母親に甘えることと父親に甘えることは違うものね。
馬に乗りたいと言うレオの願いはラルフにしか叶えられないもの。
「ラルフ、レオにちゃんと教えてあげてね?」
「あぁ、もちろんだ」
ラルフも嬉しそう。
「それで?レナはどこへ行きたいの?」
「レナもお馬に乗ってアリアお姉ちゃんのところに行きたいの!」
「アリアのところはいいけど、馬って馬車じゃなくて?」
きっとレナのことだからレオと同じことがしたいと言うことは分かっていたけど一応聞いてみる。
「馬車じゃなくて、お馬さんだよ?」
当然のごとくニッコリとそう言うレナに、やっぱり…と頭を悩ませる。

