「シェイリーン様、戻ってきてください」
「ッ…あ…ごめんなさい」
モニカの声で我に返る。
顔を真っ赤にして俯く私にモニカはクスクスと笑い…
「ラルフ様からシェイリーン様が起きたら食堂にお出で下さるよう申し付かっています。レナリア様とレオナルド様もそちらにいらっしゃいます」
「分かったわ…ありがとう。私も早くいかなきゃ、レナが家族全員がいいって言うから」
朝の可愛い我が子の言葉を思い出し、微笑む。
「そう言えば今日は朝のお着替えをとても急かされましたわ」
「今日はラルフが1日いるからレナとレオも嬉しそうなの」
眠たい目をこすりながら双子の着替えを手伝うモニカの画が浮かんでくるようだった。
「一番嬉しそうなのはシェイリーン様に見えますけど?」
「き、気のせいよ」
ニコニコと笑うモニカに頬を赤らめてそう言って起き上がる。
……が、やはり散々酷使された体は悲鳴を上げる。
「シェイリーン様、本当に大丈夫ですか?」
からかいから一転、私の身体を心配するモニカ。
「大丈夫……食堂へ行ってくるわね。着替えさせてくれてありがとう」
そうして、私は重い体を引きづりながらモニカの部屋を後にした。

