偽りの結婚(番外編)




その甘い体を抱き直し、再び耳元に唇を寄せる。




「言って」

「それは…あの……あれはレナが解釈したことであって…」


素直じゃないシェイリーンは悪あがきをするようにそう弁明するが、首まで真っ赤。

まぁ…素直には言わないか。

それならそれで別の方法があるけどね。





フッ…と笑い――――


ツー…と外気にさらされたシェイリーンの背を撫でれば「あっ…」と良い声。

弓なりに反ったシェイリーンだが、胸の布団を手繰り寄せる手は忘れない。

残念…と思いながらも十分目的は果たせた。

そして必然的に顔を上げたシェイリーンの唇に口づけを落とす。





「んっ……」


触れるだけの唇。

不思議そうな目で見上げるシェイリーンにクスッと笑い、額、目元、頬…と順に口づける。




「ラ、ラルフ!?」

「ん?」



首元まで来たところでやっとシェイリーンが声を上げる。

それに生返事をしながらも、昨夜自分が残した所有印に口づけを落としていく。




「な、なにしてるの?…ふっ…ぁ…」

「何って、素直じゃない子にお仕置き」


時折体が跳ねるのを抱きしめる腕で抑えながら、与える快楽から逃がさないようにする。