次に目を開けた時―――――
目線の先には真っ白な天井。
そして……身を裂くような激痛だった。
「はッ……くッ!!」
「シェイリーン様!良かった…」
真上から焦燥の色を浮かべたモニカが覗く。
「モニ…カッ…ふッ…わたし…ど…したのッ…っく……」
痛みに耐えながら言葉を紡ぐ。
すると、モニカが私の目をまっすぐと見て口を開く。
「破水して陣痛が起きています。赤ちゃんが生まれるんです!」
「赤ちゃんが…?…ッ…はぁっ…!」
痛みで歪んだ目が驚きに見開かれる。
「そうです。予定よりも早いですけど、陣痛の間隔から間違いなく赤ちゃんが出てこようとしてます。」
心配そうな…けれど期待と喜びの入り混じった表情のモニカが大きな声でそういう。
そんな…まだ予定まで2か月もあるのに……
タイミングよく、スゥ…と引く陣痛の痛み。
「私どれくらい意識を失っていたの?」
「2時間ほどです。」
そんなに…と思うけれど、確かに意識を失う前よりもだいぶ太陽が落ちている。

