偽りの結婚(番外編)




見た目は若く、恐らく年齢は近い。

マリナの知り合いかと思い、マリナに視線を向ければ、マズイ・・・という顔をしていた。

どうやら、知り合いだが、会いたくないような人物らしい。

マリナの友人も皆下を向き、男たちと視線を合わせたくない様子。



「あの・・・どこかで、お会いしたことがありました?」

もしも、過去に会っていて、自分が忘れていたとしたら失礼だ。



シェイリーンが、恐る恐る聞くと・・・


「おっ、あのシェイリーン様から誘われたぜ。」

得意げにそう言う男に、シェイリーンの頭は疑問符が浮かぶ。


私、いつ誘ったのかしら・・・



「シェイリーンさんが、貴方たちみたいな男を誘うわけないでしょ。」

事態の収拾に困っていると、マリナが男たちを睨み上げ、言い放つ。


「その言い方は酷いんじゃないか?マリナ。」

やはり、マリナの知り合いの様だ。