「と、とにかく…君は酔っているんだ。」
「酔ってないもんっ!」
いや確実に酔っている。
普段のシェイリーンなら語尾に“もん”などという子供っぽい事は言わない。
どうしたものかと、再度頭を抱え様としたその時…
ガバッ……――――
「ッ………!」
不意を突かれあろうことかシェイリーンに押し倒された。
胸の中にすっぽりとおさまる程細い身体が倒れてきたところで何のダメージもないのだが…
思いっきり首に腕を回され、隙間なく密着する柔らかい身体を嫌でも意識してしまう。
そして、やっと体を離してくれたかと思えば…
「わたし…もう大人ですよ?」
上に跨った状態で胸に手を添え、エメラルドグリーンの瞳が誘う。
クソッ……それは反則だ……
アリアがシェイリーンにこの誕生日プレゼントを贈った事を恨まずにはいられない。
むき出しになった肩。
広く開いた胸元。
アルコールでほんのり色づいた肌。
髪を上げた時に覗く白いうなじ。
いつもよりも短い丈の夜着から覗く柔らかな脚。
それらすべてが欲を引きだし、理性を焼き切られそうになる。

