こんなの…見せられるはずないじゃない…
ルークにもベルナルドさんにも。
そしてラルフにも……
どうしよう…このプレゼント。
こうしてプレゼントとして貰ったからには持って帰らなければ。
しかも他ならぬアリアからのプレゼントだし…
しっかりと口を押さえて抱きかかえたプレゼントを持って思案していると―――
コンッコンッ――――
「シェイリーン様。」
「は、はいッ!」
扉を叩く音とウィリオットの声に、ビクッと肩が上がる。
「ラルフ様がお迎えにお越しです。」
「分かりました。ありがとうございます。」
もうそんな時間……と思って時計を見れば、確かに時計の針はラルフが迎えに来ると言っていた時刻を指していた。
「正門まで送るわ。」
寂しいという想いが顔に出ていたのだろうか。
アリアは微笑んでそう言った。

