偽りの結婚(番外編)




「ありがとうございます、ベルナルドさん。」

そう言って微笑めば、どういたしまして…と穏やかに微笑むベルナルド。



「お兄様の見立ては間違いないわね。シェイリーンに良く似合っているわ。」

アリアの言葉に、うんうんと頷くルーク。



しかし―――――


「けれど、私のプレゼントはもっと凄いわよ。」

と言って、自信あり気にウィンクするアリア。

嫌な気がするのは気のせいかしら……



「ど、どんなふうに凄いの?」



恐る恐る聞いてみれば―――



「私のプレゼントは、シェイリーンだけじゃなくて、ラルフ様も喜ぶの!」

「ラルフも……?」


返ってきた言葉は意外なものだった。

一緒に使うものなのかしら…?

それとも身につけるもの…?

アリアのプレゼントを予想して、難しい顔をしていると…



「まぁまぁ…開けてみて。」


楽しそうなアリアは、プレゼントを差し出す。