偽りの結婚(番外編)




ベルナルドさんと私を除いて始められた痴話喧嘩は続くが…

形勢は最後の方までアリアが有利だった。



そして、一向に勝ち目のないルークが助けを求めたのが―――



「シェイリーン!」

「は、はい!」



私だった………




「嫉妬してくれないなんてどう思う?俺、愛されてないのか?」

涙を流さんばかりの勢いで責め寄るルーク。



しかし――――


「それをシェイリーンに聞く時点で、度胸がないって言ってんの。」

容赦ないアリアの一言がルークに突き刺さる。



「シェイリーーーン。」

もう、誕生日パーティーどころではなかった。

けれど、これが私たちらしさだと言ってしまえばそれまでの事。

誕生日パーティーなど二の次で、彼らと彼女とすごす時間があるだけでも嬉しいのだ。