偽りの結婚(番外編)




何でって……



「ラルフが、私を子供扱いするから……。」

何言ってるんだろうわたし……

レナードさんは赤の他人なのにこんなこと。



「へぇ………。」

レナードも、大して興味がないかのような相槌を打ったかと思えば…




「確かに、周りから見たら君達は不釣り合いに見えるからね。」

「え……?」

レナードの言葉に、今度は驚きの声を上げた。




「だってそうだろ?今年26になったラルフ様と、成人にも満たない君。それに、ラルフ様は今まで、ガーネットみたいな大人な女性とばかり関係をもっていたのに、何故君の様な子を妃に迎えたんだろうね。」

容赦ないレナードの言葉が、グサグサと心臓に刺さる。




「分からないです……。」

そんなこと、私が知りたい。

ラルフから、嫌われてはいないと思う。

けれど、同時に好かれている理由が分からない。

それは、こうして、ラルフの昔の女性関係の話を聞くと尚更で…

今までのタイプになかったと言われれば、不安になる事もある。